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えきねっとvs学割どっちが安い?損しない選び方7つのポイント!

えきねっとvs学割どっちが安い? 損しない選び方7つのポイント!
陽だまり
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  • えきねっとと学割、どっちが安いの?
  • お得に旅行を楽しみたい!
  • 帰省の交通費を少しでも節約したい

新幹線の予約で学割とえきねっとの料金比較は、路線や予約タイミングによって結論が変わるため判断が難しいものです。

学割は乗車券のみ2割引、えきねっとのトクだ値14は乗車券と特急券が25〜40%割引で確実に安く、トクだ値1は10%割引で学割より安いケースと高いケースがあり、往復割引との併用可否も含めると最適解は状況次第で変わります。

この記事では、東京-新潟、東京-仙台など主要7路線の具体的な料金比較、14日前予約・前日予約・往復利用など状況別の判断基準、学割証の入手方法から窓口での購入手順まで、損をしないための選び方を徹底解説します。

ぽめお
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もくじ
  1. えきねっとと学割の基本的な違いを理解しよう
  2. えきねっとと学割どっちが安い?7つの判断ポイント
  3. 主要7路線の料金比較表
  4. 学割の購入方法と注意点を徹底解説
  5. えきねっとでのトクだ値購入方法
  6. 状況別おすすめの選び方フローチャート
  7. まとめ:えきねっとと学割を賢く使い分けよう

えきねっとと学割の基本的な違いを理解しよう

えきねっとと学割の基本的な違いを理解しよう

新幹線の予約で学割とえきねっとのトクだ値を比較する前に、両者の仕組みを正確に理解しておく必要があります。

割引の対象範囲や購入方法が大きく異なるため、これらの違いを把握することが賢い選択への第一歩です。

学割は乗車券のみ2割引の制度

学割(学生割引乗車券)は、JR各社が指定する中学校・高校・大学・専修学校・各種学校の学生や生徒を対象とした割引制度です。

学割の基本的な仕組み

学割で割引されるのは乗車券のみで、割引率は2割(20%OFF)となっています。

新幹線の指定席特急券やグリーン料金は割引の対象外という点が重要なポイントです。

片道の営業キロが101km以上ある区間でのみ利用可能で、それより短い距離では学割は適用されません。

学割の購入に必要なもの

  • 学校が発行する「学校学生生徒旅客運賃割引証(学割証)」
  • 乗車時には学生証の携帯が必要

学割証は学校の学生課や窓口で発行してもらいます。

発行手続きは学校によって異なりますが、多くの学校では簡単な手続きで発行可能です。

購入方法の特徴

学割の購入はJRの駅にあるみどりの窓口、または話せる指定席券売機でオペレーターを呼び出す方法のみです。

インターネット予約や自動券売機では学割は適用されないため注意が必要です。

当日でも購入可能で、旅行開始前であればいつでも駅窓口で購入できる柔軟性があります。

えきねっとのトクだ値は乗車券+特急券が割引

えきねっとのトクだ値は、JR東日本が提供するインターネット予約限定の割引きっぷで、乗車券と特急券がセットで割引になる商品です。

トクだ値の種類と割引率

トクだ値には予約期限によって2つのタイプがあります。

  • トクだ値1: 乗車前日の23時50分までの予約で5〜10%割引
  • トクだ値14: 14日前の23時50分までの予約で25〜30%割引(一部は50%割引も)

割引率は路線や時期によって異なり、東京-仙台間や東京-新潟間では30%割引が適用されます。

具体的な価格例

  • 東京→新潟(通常価格10,560円):トクだ値1は9,490円、トクだ値14は7,380円
  • 東京→仙台(通常価格10,890円):トクだ値1は9,790円、トクだ値14は7,610円
  • 東京→金沢(通常価格14,180円):トクだ値1は12,760円、トクだ値14は9,920円

購入方法の特徴

えきねっとの会員登録(無料)が必要で、インターネットから24時間いつでも予約が可能です。

新幹線eチケット(トクだ値)は交通系ICカードを登録すればチケットレスで乗車できるため、窓口での受け取りが不要です。

列車・席数・区間に制限があり、空席表示があっても発売席数の上限に達すると申し込みできない場合があります。

割引率と購入方法の違いを比較表で確認

学割とえきねっとトクだ値の違いを一覧表で整理しました。

項目学割えきねっとトクだ値1えきねっとトクだ値14
割引対象乗車券のみ乗車券+特急券セット乗車券+特急券セット
割引率2割(20%)5〜10%25〜30%(一部50%)
予約期限当日まで可能乗車前日23:50まで14日前23:50まで
購入方法窓口のみインターネットインターネット
必要なもの学割証+学生証えきねっと会員登録えきねっと会員登録
チケット受取窓口で紙のきっぷICカードでチケットレス可ICカードでチケットレス可
変更・払戻手数料なしで変更可制限あり(えきねっと特典で変更可)制限あり(えきねっと特典で変更可)
途中下車可能不可不可

注目すべき違い

乗車券のみ2割引の学割と、乗車券+特急券がセットで割引されるトクだ値では、割引の対象範囲が根本的に異なります。

新幹線の料金は「運賃(乗車券)+特急料金(特急券)」で構成されるため、特急券も割引対象となるトクだ値の方が総額で安くなるケースが多くなります。

購入の手軽さではインターネットで完結するトクだ値が有利ですが、学割は当日でも窓口で購入できる柔軟性があります。

予定変更の可能性がある場合、学割は手数料なしで変更できる点も大きなメリットです。

トクだ値14は最も割引率が高いですが、14日前までの予約が必須で、帰省日程が早めに確定できる学生に適しています。

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えきねっとと学割どっちが安い?7つの判断ポイント

えきねっとと学割どっちが安い?7つの判断ポイント

どちらを選ぶべきか迷ったときは、予約のタイミング、利用区間、往復の有無など7つの視点で判断することが重要です。

状況に応じて最安値が変わるため、それぞれのポイントを理解して最適な選択をしましょう。

ポイント1:14日前に予約できるならトクだ値14が最安

帰省や旅行の日程が2週間以上前に決まっているなら、トクだ値14が最も安くなります。

トクだ値14の圧倒的な割引率

トクだ値14は乗車日の14日前23時50分までの予約で、25〜30%割引が適用されます。

一部の列車では50%割引のトクだ値スペシャルも設定されており、通常料金の半額で乗車できます。

主要区間の具体的な料金比較
  • 東京-仙台: 学割9,880円 → トクだ値14は7,610円(2,270円お得)
  • 東京-新潟: 学割9,610円 → トクだ値14は7,380円(2,230円お得)
  • 東京-秋田: 学割15,210円 → トクだ値14は12,460円(2,750円お得)

往復で利用すると4,000円以上の差額が生まれるため、予定が確定しているなら迷わずトクだ値14を選ぶべきです。

予約のコツと注意点

トクだ値14は席数限定のため、長期休暇シーズンは早めに売り切れます。

特に年末年始、お盆、ゴールデンウィークは発売開始直後に完売することもあるため、乗車日の1ヶ月前(きっぷの発売開始日)に予約するのがおすすめです。

トクだ値14は途中下車ができず、予約した列車の変更は受取前なら何度でも無料ですが、受取後は1回のみです。

ポイント2:前日予約ならトクだ値1と学割を比較

急な帰省や直前の予定で前日予約になる場合、トクだ値1と学割を比較する必要があります。

路線によって最安値が変わる

トクだ値1は5〜10%割引で、路線によって学割より安い場合と高い場合があります。

トクだ値1が安い区間
  • 東京-新潟: 学割9,610円 → トクだ値1は9,490円(120円お得)
  • 東京-仙台: 学割9,880円 → トクだ値1は9,790円(90円お得)
学割の方が安い区間
  • 東京-秋田: 学割15,210円 → トクだ値1は16,910円(1,700円学割が安い)

金額差は小さいですが、往復すると数百円〜3,000円以上の違いになるため、必ず料金を比較してから購入しましょう。

往復割引併用時は学割が有利

片道601km以上の区間で往復割引が適用される場合、学割と往復割引を併用すると乗車券がさらに1割引になります。

この場合、トクだ値1より学割の方が安くなるケースが多いため、後述するポイント3も併せて確認してください。

ポイント3:片道601km以上なら往復割引との併用を検討

片道の営業キロが601km以上ある区間では、往復割引と学割の併用で大幅に安くなります。

往復割引+学割の仕組み

往復割引は片道601km以上の区間で往復乗車券を購入すると、乗車券が往路・復路それぞれ1割引になる制度です。

学割と併用できるため、往復割引で1割引→学割で2割引の順に適用され、乗車券が実質28%割引になります。

601km以上の主要区間

  • 東京-大阪(552km)→ 適用外
  • 東京-広島(894km)→ 適用
  • 東京-金沢(450km)→ 適用外
  • 東京-新函館北斗(862km)→ 適用

具体的な料金比較例

東京-広島間の往復を例に比較してみます。

  • 通常料金(往復): 38,380円
  • 学割のみ(往復): 32,860円
  • 学割+往復割引(往復): 29,260円(9,120円お得)

トクだ値1は往復で約34,000円なので、学割+往復割引の方が約5,000円安くなります。この場合は迷わず学割を選びましょう。

購入時の注意点

往復割引を適用するには、往路と復路の乗車券を同時に購入する必要があります。

片道ずつ購入すると往復割引が適用されないため、必ず往復分をまとめて購入してください。

ポイント4:利用する新幹線の路線で最適解が変わる

新幹線の路線によって、トクだ値の割引率や設定列車が異なるため、路線ごとに最適な選択が変わります。

路線別の傾向

上越新幹線(東京-新潟方面)
トクだ値1・トクだ値14ともに豊富に設定されており、トクだ値の方が学割より安いケースが多いです。

東北新幹線(東京-仙台・盛岡方面)
トクだ値14は大幅割引ですが、トクだ値1は学割とほぼ同額です。

往復割引が使えない距離なら、どちらでも大差ありません。

北陸新幹線(東京-金沢方面)
トクだ値14の割引率が高く、トクだ値1も学割より安い傾向があります。

学割よりトクだ値を優先的に検討しましょう。

えきねっと対象外の路線に注意

東海道新幹線(東京-新大阪・名古屋方面)はえきねっとの対象外で、トクだ値は使えません。

この区間では学割か、JR東海のEX早特などの早割サービスを利用することになります。

ポイント5:予定変更の可能性があるなら学割が有利

帰省日程が流動的で変更の可能性がある場合、学割の方が柔軟に対応できます。

変更・払戻の条件比較

学割の変更ルール
乗車開始前であれば、1回に限り手数料なしで変更が可能です。

日時や列車の変更、区間の変更も無料で対応できます。

トクだ値の変更ルール
受取前は何度でも無料で変更できますが、受取後は1回のみです。

えきねっと特典対象の予約なら、乗車日から3ヶ月先まで何度でも変更できますが、トクだ値などのおトクなきっぷは特典対象外です。

払戻の場合、トクだ値は払戻手数料が発生しますが、学割は手数料のみで済みます。

急な予定変更が多い学生に最適

就職活動中や試験期間など、予定が変わりやすい時期は学割の柔軟性が大きなメリットになります。

トクだ値14で安く予約しても、変更や払戻で手数料がかかると結果的に損をする可能性があります。

ポイント6:学割証の残り枚数と手間を考慮する

学割を使うには学校で学割証を発行してもらう必要があり、発行枚数や手続きの手間も判断材料になります。

学割証の発行枚数制限

多くの大学では年間の学割証発行枚数に制限があり、一般的には年間10枚程度です。

帰省だけでなく就職活動や旅行でも使う可能性があるため、残り枚数を考慮して使いどころを見極める必要があります。

学割証1枚で片道分のきっぷを1枚購入できるため、往復なら2枚必要です。

年に4回帰省すると8枚消費するため、計画的に使いましょう。

購入の手間を比較

学割の購入手順
  1. 学校で学割証を発行(窓口や自動発行機)
  2. みどりの窓口で学割証と学生証を提示して購入
  3. 乗車時は学生証を携帯
トクだ値の購入手順
  1. えきねっとにログインして予約
  2. 交通系ICカードを登録すればチケットレス乗車
  3. 窓口での受取不要

トクだ値はスマホで予約が完結し、窓口に行く手間がないため、忙しい学生には便利です。

学割証の発行や窓口での購入が面倒な場合、数百円の差額ならトクだ値を選ぶのも合理的な判断です。

ポイント7:途中下車や乗り降り自由が必要なら学割一択

移動途中で観光したい、複数の目的地を回りたいなど、途中下車が必要な場合は学割しか選択肢がありません。

学割は途中下車が可能

学割で購入した乗車券は、有効期間内であれば途中駅で自由に途中下車できます。

例えば東京-新潟の学割乗車券で、高崎や長岡で降りて観光してから再び乗車することが可能です。

特急券は途中下車できませんが、新たに特急券を購入すれば乗車券はそのまま使えます。

トクだ値は途中下車不可

トクだ値は乗車券と特急券がセットになった商品で、途中下車は一切できません。

途中駅で降りた時点でその先の区間は無効になり、改めてきっぷを購入する必要があります。

活用例

実家の最寄り駅まで直行するだけならトクだ値で問題ありませんが、「東京-新潟の移動で、途中長野に立ち寄って友人に会いたい」といったニーズがある場合は、学割を選びましょう。

帰省と観光を組み合わせた旅行スタイルが好きな学生には、学割の柔軟性が大きなメリットになります。

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主要7路線の料金比較表

主要7路線の料金比較表

実際の料金比較を通じて、学割とえきねっとのどちらが安いかを路線ごとに確認しましょう。

以下の7路線は、学生の帰省や移動で利用される頻度が高い区間です。​

東京-新潟間の料金比較

東京-新潟間は上越新幹線で、帰省に利用する学生が最も多い区間の一つです。

割引方法料金割引額割引率
通常料金10,560円
学割9,610円950円9%
えきねっと トクだ値19,490円1,070円10%
えきねっと トクだ値147,380円3,180円30%

最安値: トクだ値14で7,380円。14日前に予約できる場合は最大3,180円の節約が可能です。

往復利用で比較すると、学割往復19,220円、トクだ値14往復14,760円で、4,460円の差が生まれます。

このルートを選ぶ学生のポイント

  • 帰省が年3〜4回の場合、トクだ値14の利用がおすすめ
  • 往復割引は601km未満のため適用されない
  • 前日予約ならトクだ値1と学割で100円程度の差しかないため、手間で選ぶのもあり

東京-仙台間の料金比較

東京-仙台間は東北新幹線で、就職活動や帰省で利用する学生が多い区間です。

割引方法料金割引額割引率
通常料金10,890円
学割9,880円1,010円9%
えきねっと トクだ値19,790円1,100円10%
えきねっと トクだ値147,610円3,280円30%

最安値: トクだ値14で7,610円。往復で3,280円の差が生まれます。

東京-仙台間も片道501km以下のため往復割引の対象外です。

このルートを選ぶ学生のポイント

  • 新潟より割引率が高いため、トクだ値14の優位性が顕著
  • 前日予約でもトクだ値1が90円安い程度で、学割との差は小さい
  • 予定変更の可能性があるなら学割を選んでも損は少ない

東京-金沢間の料金比較

東京-金沢間は北陸新幹線で、まとまった時間が必要な移動になります。

割引方法料金割引額割引率
通常料金14,180円
学割12,860円1,320円9%
えきねっと トクだ値112,760円1,420円10%
えきねっと トクだ値149,920円4,260円30%

最安値: トクだ値14で9,920円。割引額が4,260円と大きく、トクだ値14の価値が最も高い区間です。

片道450km以下のため往復割引は適用されません。

このルートを選ぶ学生のポイント

  • 長距離移動で時間がかかるため、快適性と料金のバランスを考慮
  • トクだ値14なら十分に予約に値する割引率
  • 金額差が大きいため、14日前に予定を確定できるなら迷わずトクだ値14

東京-新大阪間の料金比較

東京-新大阪間は東海道新幹線で、えきねっとが対象外のため注意が必要です。

重要な注意点

東海道新幹線はJR東海管轄で、えきねっと(JR東日本のサービス)の対象外です。

トクだ値は利用できないため、学割か、JR東海のEX早特などの早割サービスの選択になります。

割引方法料金割引額割引率
通常料金13,870円
学割12,580円1,290円9%
JR東海 EX早特11,390円2,480円18%

最安値: JR東海 EX早特で11,390円ですが、会員登録と専用カードが必要です。

このルートを選ぶ学生のポイント

  • えきねっとが使えないため、学割かEX早特の二者択一
  • 学割なら学割証で即座に購入可能
  • 東海道新幹線を使う場合の最大の判断ポイント

東京-広島間の料金比較

東京-広島間は長距離移動で、往復割引が適用される重要な区間です。

割引方法料金割引額割引率
通常料金38,380円
学割(往復)32,860円5,520円14%
学割+往復割引29,260円9,120円24%
えきねっと トクだ値134,000円4,380円11%
えきねっと トクだ値1424,600円13,780円36%

最安値: トクだ値14で往復24,600円。学割+往復割引(29,260円)より4,660円安いです。

ただし、トクだ値14は14日前予約必須のため、直前の予約では学割が選択肢になります。

このルートを選ぶ学生のポイント

  • 往復で利用するなら往復割引の併用を必ず検討する
  • 14日前に予定が確定できる場合はトクだ値14が圧倒的にお得
  • 予定が不確定で往復割引の購入ができない場合、往復割引なしの学割を選ぶ

東京-盛岡間の料金比較

東京-盛岡間は東北新幹線で、中距離移動の典型的な帰省区間です。

割引方法料金割引額割引率
通常料金12,650円
学割11,480円1,170円9%
えきねっと トクだ値111,370円1,280円10%
えきねっと トクだ値148,860円3,790円30%

最安値: トクだ値14で8,860円。片道601km未満のため往復割引は適用されません。

往復利用で比較すると、学割往復22,960円、トクだ値14往復17,720円で、5,240円の差が生まれます。

このルートを選ぶ学生のポイント

  • 仙台間と同様にトクだ値14の価値が高い
  • 新潟・金沢より割引額は小さいが、それでも14日前予約の優位性は明確
  • 前日予約なら学割とトクだ値1でほぼ同額

東京-新函館北斗間の料金比較

東京-新函館北斗間は北海道新幹線で、長距離移動かつ往復割引が適用される最長区間です。

割引方法料金割引額割引率
通常料金68,520円
学割(往復)62,020円6,500円9%
学割+往復割引55,820円12,700円19%
えきねっと トクだ値161,720円6,800円10%
えきねっと トクだ値1447,960円20,560円30%

最安値: トクだ値14で往復47,960円。学割+往復割引(55,820円)より7,860円安く、最大20,560円の割引が受けられます。

この区間は長距離で費用が大きいため、割引選択の影響が最も大きくなります。

このルートを選ぶ学生のポイント

  • 移動費用が高い区間のため、割引選択は最重要事項
  • 14日前に予定を確定できればトクだ値14一択
  • 往復割引と学割の併用でも約56,000円かかるため、予定の確実性があるなら早めの予約が必須

料金比較から見えてくることは、14日前に予約できるならトクだ値14が常に最安という点です。

ただし、往復割引が適用される長距離の場合、学割+往復割引も視野に入れ、自分の予定パターンに最適な選択をしましょう。

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学割の購入方法と注意点を徹底解説

学割の購入方法と注意点を徹底解説

学割を利用する際は、事前準備から購入、乗車まで重要なステップがあります。

適切な手順で購入しないと割引が受けられなかったり、乗車できなくなる可能性もあるため、必ず確認してから行動しましょう。

学割証の発行手順と必要なもの

学割を購入する第一歩は、学校で学割証を発行してもらうことです。

学割証なしではどの駅でも学割は適用されません。

学割証の発行条件

学割証(学校学生生徒旅客運賃割引証)は、以下の学校に在籍する学生が対象です。

  • 中学校の生徒
  • 高等学校の生徒
  • 大学の学生
  • 高等専修学校の生徒
  • 盲学校・聾学校・養護学校の生徒
  • 専修学校(高等課程)の生徒
  • 各種学校の生徒

通信制大学や通信制高校の学生も対象ですが、学校によって異なる場合があるため、所属する学校に確認しましょう。

発行手順と必要書類

多くの学校では学生課や教務課で発行しています。

以下の手順で進めます。

  1. 学校の学生課に申請(オンライン申請・窓口・自動発行機から選択)
  2. 学割証の発行を受ける(通常、申請から数分~1日で受け取り可能)
  3. 乗車区間などを確認(学割証には記載欄があります)

必要なものは学生証のみ、または身分を証明できる書類です。

学校によって異なるため、事前に学校のホームページで確認するか、学生課に電話で問い合わせましょう。

学割証の有効期限と枚数制限

学割証1枚で1区間の往路または復路のきっぷを1枚購入できます。

往復で使う場合は2枚必要です。

年間の発行枚数

  • 通常:年間10枚程度(学校によって異なる)
  • 一部の学校では12~15枚の場合も

発行枚数に制限があるため、帰省、就職活動、旅行など複数の用途で使い分ける必要があります。

計画的に使用しましょう。

学割証の有効期間は通常、発行日から数ヶ月間です。

期限切れになると使用できなくなるため、発行直後の使用がおすすめです。

みどりの窓口での購入手順

学割証を手に入れたら、いよいよみどりの窓口で学割乗車券を購入します。

購入できる場所

学割乗車券は、以下の場所で購入できます。

  • みどりの窓口(JR各駅)
  • 話せる指定席券売機(一部の駅に設置)

インターネット予約、自動券売機、旅行代理店では学割は適用されないため注意しましょう。

購入時に必要なもの

窓口での購入時に必ず提示が必要です。

  • 学割証1枚
  • 学生証
  • 乗車駅・下車駅を決めておくこと
  • 乗車日をメモしておくこと(当日購入の場合)

購入の流れ

  1. みどりの窓口で「学割乗車券をお願いします」と伝える
  2. 学割証と学生証を提示
  3. 乗車駅・下車駅・乗車日・人数を伝える
  4. 指定席か自由席かを選択(新幹線は指定席推奨)
  5. 料金を支払って受け取り

通常のきっぷ購入と同じ流れですが、学割証の提示を忘れると正規料金で購入されるため注意してください。

購入時間と混雑時期

みどりの窓口は営業時間が限られています。

  • 平日: 8時15分~19時(駅によって異なる)
  • 土日祝: 8時15分~19時

長期休暇の前後は混雑するため、早めの来訪がおすすめです。

オンライン学割証発行で時間短縮できる学校もあるため、デジタル対応をチェックしましょう。

学割が使えない区間・条件に注意

学割には適用されない区間や条件があります。

知らないまま窓口に行くと、学割が使えずに時間を無駄にする場合があります。

適用されない区間

学割が適用されるには、片道の営業キロが101km以上必要です。

  • 101km以上: 学割適用
  • 100km以下: 学割不可(通常料金)

東京-品川間(6km)など近距離では使用できません。

適用外の区間例

  • 東京-横浜間(28.6km)
  • 大阪-京都間(75.3km)
  • 横浜-小田原間(83.1km)

確認方法は、JR各社の公式ホームページで営業キロを調べるか、駅員に確認するのが確実です。

適用されない列車

新幹線、在来線特急、快速など特別な列車でも学割は統一で適用されます。

ただし、以下は例外です。

  • 特急料金が高い「豪華列車」の一部
  • 新幹線の指定席以外は学割が適用されない場合も

実際には新幹線指定席なら学割が適用される場合がほとんどですが、購入前に確認してください。

時期による適用制限

原則として学割に時期制限はありませんが、一部の区間や季節で制限がある場合があります。

  • ゴールデンウィーク、お盆、年末年始の一部期間
  • 一部の特別快速列車

あらかじめ学校または駅に確認しましょう。

往復割引との併用で最大限お得に

片道601km以上の区間では、学割と往復割引を併用できます。

この組み合わせが学割の最大割引です。

往復割引の仕組み

往復割引は片道601km以上の区間で、往路と復路の乗車券がそれぞれ10%割引になる制度です。

割引が適用される区間例

  • 東京-広島間(894km)→ 適用
  • 東京-新函館北斗間(862km)→ 適用
  • 東京-新潟間(333km)→ 適用外

往復割引の詳細はJR各社の公式サイトで営業キロを確認してください。

学割との組み合わせ計算

往復割引と学割を併用すると、乗車券が以下のように割引されます。

  1. 通常料金 × 90%(往復割引)= 割引後料金
  2. 割引後料金 × 80%(学割)= 最終料金

結果として乗車券が28%割引(72%の価格)になります。

具体例:東京-広島間(往復)

  • 通常料金:19,190円 × 2 = 38,380円
  • 往復割引後:19,190円 × 90% × 2 = 34,542円
  • 学割+往復割引後:34,542円 × 80% = 27,634円

通常料金から最大11,000円近く割引されます。

購入時の重要な注意点

往復割引と学割の併用には、厳密な購入方法があります。

必ず守るべきルール

  • 往路・復路の乗車券を同時購入する
  • 片道ずつ購入すると往復割引が適用されない
  • 学割証と学生証を必ず持参する
  • みどりの窓口で「往復割引と学割を合わせてお願いします」と明確に伝える

往復割引の有効期限は往路の乗車日から数日間です。

長期の往復の場合は往路から復路までの日数を確認しましょう。

途中で帰京する場合の注意

往復割引で購入した乗車券で途中下車してから帰宅する場合、途中下車できますが注意が必要です。

  • 往路で目的地に到着後、別の場所に寄り道してから帰宅する場合、往復割引の有効期限内であればOK
  • 有効期限を超えると返却扱いになり、払戻手数料がかかる

帰宅日程が流動的な場合、学割+往復割引の購入は避け、別々に購入する方が無難です。

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えきねっとでのトクだ値購入方法

えきねっとでのトクだ値購入方法

えきねっとのトクだ値は、インターネットで手軽に予約でき、窓口での受け取りが不要なのが大きなメリットです。

しかし、会員登録から乗車まで正確な手順を理解しておく必要があります。

ここでは、えきねっと初心者でも確実に購入・乗車できるように、ステップバイステップで解説します。

えきねっと会員登録の手順

えきねっとでトクだ値を予約するには、まず無料の会員登録が必須です。

登録は5分程度で完了します。

会員登録に必要な情報

えきねっとの会員登録に必要な情報は以下の通りです。

  • メールアドレス(予約確認メールの受け取りに使用)
  • 氏名(きっぷに記載される)
  • 生年月日
  • 電話番号
  • 住所
  • パスワード(8文字以上16文字以内)

個人情報の入力が必要ですが、安全にサーバーで管理されます。

会員登録の流れ

  1. えきねっど公式サイトにアクセス
  2. 「新規会員登録」をクリック
  3. メールアドレスを入力して仮登録
  4. 受け取ったメールのリンクをクリック
  5. 氏名、住所、電話番号などを入力
  6. パスワードを設定して登録完了

登録完了後、すぐにトクだ値の予約が可能になります。

登録後の初期設定

会員登録後は、以下の初期設定をしておくと便利です。

  • 交通系ICカード情報の登録(Suica、ICOCA、kitacaなど)
  • お得意先登録(よく利用する駅を登録)
  • メール通知設定(予約確認、変更通知の受け取り方法)

特に交通系ICカードの登録は、チケットレス乗車に必須なので忘れずに設定しましょう。

トクだ値14とトクだ値1の予約期限

トクだ値14と1では予約期限が大きく異なります。

タイミングを間違えると、高い割引が受けられない場合があります。

予約期限の違い

トクだ値14: 乗車日の14日前23時50分までの予約が必須。

  • 例:8月1日乗車の場合、7月18日23時50分が締切
  • 1分でも遅れるとトクだ値14は申し込めず、トクだ値1か通常料金になる

トクだ値1: 乗車前日23時50分までの予約が可能。

  • 例:8月1日乗車の場合、7月31日23時50分が締切
  • 直前の予約でも対応できるため、予定が直前に決まる場合に便利

販売席数に注意

トクだ値は割引率が高い分、割引対象の席数に上限があります。

  • トクだ値14は席数限定で、人気の時間帯や日時は早期に売り切れることが多い
  • トクだ値1も割引対象の席数には上限があるが、トクだ値14より枠が多い傾向

売り切れやすい時期

  • ゴールデンウィーク(約3週間前から急速に減少)
  • お盆(約4週間前から売り切れ状況が進行)
  • 年末年始(最も混雑、1ヶ月前から監視推奨)

長期休暇の帰省を計画している場合、発売開始直後(乗車日の1ヶ月前)に予約するのが鉄則です。

予約のコツ

トクだ値を確実に獲得するためのコツをまとめました。

  • 23時50分を目指す:販売開始は0時から。ただし混雑を避けるなら朝方の予約も有効
  • 複数列車を検討:希望の列車が満席なら、前後の列車を検討
  • トクだ値1のバックアップ:トクだ値14がダメでもトクだ値1がある可能性
  • モバイル版の活用:ウェブ版より軽く、アクセスしやすい場合が多い

トクだ値の空席状況の確認方法

予約前に、希望する列車の空席状況を確認しましょう。

同じトクだ値でも、時間帯によって空席が大きく異なります。

えきねっトのサイトで確認

えきねっとのサイトでは、リアルタイムで空席状況が表示されます。

確認手順

  1. えきねっとにログイン
  2. 「乗車日」「乗車駅」「下車駅」を入力
  3. 検索ボタンをクリック
  4. 結果画面に「トクだ値1」「トクだ値14」の空席状況が表示される

空席表示は随時更新されるため、リアルタイムで最新情報を確認できます。

空席状況の見方

結果画面に表示される空席表示の見方を理解しましょう。

  • 「◎」: 余裕がある状態(その日のうちに購入すれば大丈夫)
  • 「○」: やや余裕がある状態
  • 「△」: 残り枠が少ない状態(早めの予約推奨)
  • 「×」: 売り切れ(その列車は申し込み不可)
  • 「-」: その列車にトクだ値の設定がない

特にトクだ値14が「△」や「×」の場合、翌日には完全に売り切れる可能性があります。

複数日程の比較

週末と平日、連休と通常営業日で、空席状況は大きく異なります。

  • 平日: 比較的空席あり、トクだ値14も確保しやすい
  • 金曜夜・土日: 空席が少ない傾向
  • 月曜朝: 帰路の乗車のため、混雑する可能性

帰省の往路・復路で時間帯を工夫すると、トクだ値1や通常料金でも空席を見つけられる場合があります。

チケットレス乗車で受取不要

えきねっとで予約したトクだ値の大きなメリットは、駅での受け取りが不要なことです。

チケットレスで乗車できる仕組みを理解しましょう。

チケットレス乗車の条件

えきねっとのトクだ値をチケットレスで乗車するには、以下の条件を満たす必要があります。

  • 交通系ICカードの登録が完了していること
    • Suica、PASMO、ICOCA、Kitaca、TOICA、PiTaPa、manaca、nimocaなど
  • 乗車当日に交通系ICカードを新幹線乗車口に呈示する
  • えきねっとでの予約時に使用するICカードを指定しておく

登録忘れがあると、駅でのきっぷ受け取りが必要になるため注意です。

チケットレス乗車の流れ

実際の乗車方法をステップバイステップで説明します。

  1. 予約確認メールの受け取り(メールに予約番号と集約番号が記載)
  2. 乗車当日に新幹線乗車口到着
  3. 交通系ICカードを呈示(改札機のリーダーにタッチ)
  4. 乗車可能(通常のきっぷと同じ要領)

指定された時間より早く改札に通ると、乗車できない場合があります。

当日は余裕を持ってアクセスしましょう。

紙のきっぷで受け取る場合

チケットレスが使えない、またはチケットレスを使いたくない場合、駅で紙のきっぷとして受け取ることも可能です。

受け取り方法

  • 乗車日の前日まで、駅のみどりの窓口で受け取り
  • えきねっとの予約番号を提示するだけ
  • 学割証や身分証明書は不要(既に予約済みのため)

受け取り忘れると、乗車当日に駅で手続きが必要になり、時間がかかるため注意です。

スマートフォンでの確認方法

えきねっとのモバイルアプリを活用すると、予約状況をいつでも確認できます。

  • アプリダウンロード:App Store、Google Playで「えきねっと」を検索
  • 予約番号の確認:ログイン後、「予約状況照会」で予約内容を表示
  • 乗車駅での表示:スマートフォン画面を改札に呈示することで乗車可能

乗車日当日は、バッテリー切れを避けるため充電満タンで駅に向かいましょう。

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状況別おすすめの選び方フローチャート

状況別おすすめの選び方フローチャート

ここまでのポイントを理解した上で、実際の状況に応じて学割とえきねっとのどちらを選ぶべきか、判断基準をまとめました。

自分の状況に最も近いケースを見つけて、最適な選択をしましょう。

14日前予約が可能な場合

帰省や旅行の日程が確定できれば、迷わずトクだ値14を選びましょう。

圧倒的な割引率で最安値が実現します。

トクだ値14を選ぶべき理由

14日前に予約できるなら、トクだ値14が常に最安です。

比較表から見えてきた通り、割引額が3,000円以上になることがほとんどです。

選ぶメリット

  • 最高の割引率:25〜30%割引で、学割の2倍以上の割引(特定区間は50%割引)
  • 列車を指定できる:好みの時間帯や乗車時間の列車を選択可能
  • 指定席確保:確実に座席が予約される
  • 手続き簡単:スマートフォンで24時間完結

予約のタイミング

トクだ値14は早めの予約が鉄則です。

推奨タイミング

  • 通常期:乗車日の2〜3週間前
  • 繁忙期(ゴールデンウィーク・お盆・年末年始):乗車日の1ヶ月前
  • 最遅: 乗車日の14日前23時50分(この時間を過ぎるとトクだ値14の申し込み不可)

売り切れを避けるため、帰省日程が決まったら即座に予約することをおすすめします。

万が一売り切れた場合

トクだ値14が売り切れても、慌てないでください。代替案があります。

  1. 別の列車を検索:前後の列車なら空席がある場合が多い
  2. 前日以降に出発を遅らせる:次の日ならトクだ値1で予約可能
  3. トクだ値1で予約:割引率は低くなるが、学割より安いケースもある
  4. 最終手段:学割:学割証があれば、いつでも窓口で購入可能

柔軟に対応することで、常に最安値に近い選択ができます。

学割との決定的な違い

同じ日程なら、トクだ値14と学割で比較してみましょう。

例:東京-新潟間(往復)

  • トクだ値14:14,760円
  • 学割:19,220円
  • 差額:4,460円

この差は年3〜4回の帰省なら、1年間で15,000〜20,000円の節約になります。

前日〜当日予約の場合

予定が直前に決まった場合、トクだ値1と学割を比較する必要があります。

路線によって最安値が変わるため、必ず料金を確認してから購入しましょう。

トクだ値1と学割の比較方法

前日予約ならトクだ値1の申し込みが可能です。このタイミングでの選択基準をまとめました。

トクだ値1を選ぶケース

  • 東京-新潟、東京-仙台など割引率が高い路線
  • 料金比較で学割より安い場合
  • スマートフォンで手軽に予約したい

学割を選ぶケース

  • トクだ値1より学割の方が安い路線
  • 予定変更の可能性がある(学割は無料変更可能)
  • 学割証が残っている

料金を調べる方法

実際に料金がいくらになるか確認してから選びましょう。

えきねっとで確認

  1. えきねっと公式サイトにログイン
  2. 乗車日、乗車駅、下車駅を入力
  3. 「トクだ値1」の料金が表示される
  4. その金額が学割(通常料金の8割)より安いか確認

学割の料金計算

  • 通常料金 × 0.8 = 学割料金
  • この金額とトクだ値1を比較

多くの場合、料金差は100〜500円程度です。

手続きの手軽さで選んでも問題ない場合が多いです。

当日購入の対応

当日朝に出発を決めた場合、トクだ値1の申し込みは間に合いません。

このときは学割しか選択肢がありません。

当日購入の手順

  1. 学校で学割証を発行(多くの学校は当日発行可能)
  2. 駅のみどりの窓口で購入(営業時間内)
  3. 乗車

駅の営業時間を確認し、時間に余裕を持ってアクセスしましょう。

往復利用の場合

往復で新幹線を使う場合、往復割引が適用される区間かどうかで判断が大きく変わります。

往復割引が適用される場合(片道601km以上)

長距離の移動なら、学割と往復割引の併用を検討しましょう。

学割+往復割引を選ぶケース

  • 東京-広島、東京-新函館北斗など長距離区間
  • 帰路の予定が確実に決まっている
  • 往復割引の割引率(乗車券が実質28%割引)が魅力的

トクだ値14を選ぶケース

  • 同じ区間でも、トクだ値14の割引額(30%以上)の方が大きい
  • 14日前に予約できる場合(最安値実現)
  • 帰路の日程が流動的である可能性

比較例:東京-広島間(往復)

  • 学割+往復割引:約29,260円
  • トクだ値14(往復):約24,600円
  • トクだ値14が約4,600円安い

往復割引が適用されない場合(片道601km未満)

東京-新潟、東京-仙台など中距離の場合、往復割引は適用されません。

このときは、往路と復路をそれぞれ最適な割引で選びます。

往路:14日前予約 → トクだ値14
復路:前日予約 → トクだ値1 vs 学割を比較

往路は計画的に、復路は実績に応じてという使い分けが現実的です。

帰宅日程が流動的な場合の対策

往復割引を購入後に帰宅日程が変わるリスクがあります。

対策

  • 学割を往復分購入:無料で日付変更が1回可能
  • トクだ値は片道購入:往路をトクだ値14、復路は後日決定
  • 往路のみ購入:帰路の日程が決まってから別途購入

確実性が高い帰省なら往復割引、不確実な場合は別々に購入するのが賢明です。

急な予定変更が予想される場合

就職活動中、試験期間中など、予定が変わりやすい時期は柔軟性を最優先しましょう。

学割の圧倒的な強み

このシーンでは学割が最優です。理由は変更の自由度にあります。

学割の変更ルール

  • 乗車前であれば、1回に限り手数料なしで日付・時間帯・列車を自由に変更可能
  • 区間の変更も可能(ただし運賃差額の調整あり)
  • 変更の回数に制限なし(1回のみという制限)

予定が流動的な時期には、この柔軟性が金銭的にも精神的にも大きなメリットになります。

トクだ値の変更制限

比較のため、トクだ値の変更ルールも確認しましょう。

受取前の変更

  • 何度でも無料で変更可能(列車の乗り換えなど)
  • ただし割引額が異なる列車への変更は差額を請求される場合も

受取後の変更

  • 原則として変更不可
  • えきねっと特典対象の予約なら3ヶ月先まで変更可能(トクだ値は対象外)

チケットレス乗車を選択した場合、ICカードをかざした時点で「受取」とみなされ、以降の変更はほぼ不可能です。

払戻時の手数料比較

最悪のケース、キャンセルになった場合の手数料も重要です。

学割の払戻

  • 手数料:220円(片道)
  • 返金額:正規運賃の80% – 手数料220円

トクだ値の払戻

  • 手数料:基本的に発生(割引率が高いため)
  • 返金額:割引額を除いた額から手数料控除
  • 実質損失が大きい

変更・キャンセルのリスクを考えると、学割の方が安心です。

最適な購入タイミング

流動的な予定でも、ある程度の確実性がある場合のタイミングをまとめました。

案:試験終了予定日から3日後と決定したが、試験期間が延びる可能性がある場合

  1. まず「試験終了予定日から3日後」で学割を購入
  2. 試験期間が延びたら、学割窓口で日付変更(手数料なし)
  3. 試験終了が確定したら、その日から3日以内に再度乗車

学割を1〜2枚使うことになるかもしれませんが、トクだ値のキャンセル手数料よりはるかに安全です。

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まとめ:えきねっとと学割を賢く使い分けよう

まとめ:えきねっとと学割を賢く使い分けよう

えきねっとと学割のどちらが安いかは、予約のタイミング、利用区間、往復の有無によって変わります。

この記事で解説した判断ポイントを活用して、状況に応じた最適な選択をしましょう。

最終判断のチェックリスト

自分の状況に当てはまる項目をチェックして、最適な割引方法を選びましょう。

トクだ値14を選ぶべき条件

  • 乗車日の14日前までに予約できる
  • 帰省・旅行の日程が確実に決まっている
  • 最安値を重視したい
  • インターネット予約に抵抗がない

学割を選ぶべき条件

  • 予定変更の可能性がある
  • 片道601km以上の区間で往復割引を併用したい
  • 途中下車や乗り降り自由が必要
  • 学割証の残り枚数に余裕がある
  • 当日や前日の急な予約が必要

トクだ値1を選ぶべき条件

  • 前日までの予約で、学割より安い路線を利用する
  • 学割証の残り枚数が少ない
  • スマートフォンで手軽に予約したい

年間の節約額を最大化するコツ

帰省や移動が年に複数回ある学生は、年間の交通費を大幅に節約できます。

年3回帰省する場合の節約例(東京-新潟往復)

  • 全てトクだ値14利用:約44,280円(年間13,380円の節約)
  • 全て学割利用:約57,660円
  • 通常料金:約63,360円

計画的にトクだ値14を活用するだけで、年間1万円以上の節約が実現します。

賢い使い分けの実践例

  • 長期休暇の帰省(夏休み・春休み・冬休み): トクだ値14で予約(早めに日程確定)
  • 就職活動の移動: 学割(予定変更の柔軟性が必要)
  • 急な帰省: トクだ値1 vs 学割を比較して選択

注意すべき落とし穴

最後に、よくある失敗を避けるための注意点をまとめました。

トクだ値利用時の注意点

  • 売り切れに注意(繁忙期は1ヶ月前の予約推奨)
  • 途中下車は不可(乗り降り自由が必要なら学割)
  • 変更・払戻には制限がある

学割利用時の注意点

  • 学割証の発行枚数に制限がある(年10枚程度)
  • 片道101km以上の区間でのみ利用可能
  • 必ず学生証を携帯すること(忘れると乗車できない)

往復割引利用時の注意点

  • 片道601km以上の区間でのみ適用
  • 往路と復路を同時購入する必要がある
  • 有効期限内に往復を完了すること

状況が変わったら柔軟に対応

交通費の節約は重要ですが、無理に最安値を追い求めて失敗するよりも、自分の状況に合った選択をすることが大切です。

予定が不確定なら学割で柔軟性を確保し、確実な予定ならトクだ値14で最安値を実現する。

この使い分けを意識することで、ストレスなく交通費を節約できます。

えきねっとと学割、それぞれの強みを理解して、賢く使い分けましょう。

帰省や旅行の移動が、より快適でお得なものになることを願っています!

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しまくん
しまくん

最後まで読んでくれてありがとう!

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ぽめお
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